注文住宅に庭も屋上も作ることは可能だし、庭だけにする、屋上だけにするという選択も可能です。自由度が高い注文住宅だからこそ、理想を形にできるメリットがありますが、自由に選べるということは自分で考える必要があり、何を選ぼうか迷ってしまうデメリットもあります。

では、自宅には庭と屋上、両方必要なのでしょうか。それともどちらか一方で十分なのでしょうか。

●屋上だけを作る

庭を作らない場合は、庭の分のスペースを建物を建てるスペースとして活用できます。結果的に住宅内が広くなったり、屋上を広くしたりすることができます。

屋上に広いスペースを確保できると、ガーデニング、洗濯物干し、ペットの遊び場、バーベキューなど、いろいろなことに活用できます。

周囲に高い建物などがなければ屋上は日当たりがよく、晴れている日の洗濯物干しにはピッタリの場所です。庭がない分屋上のスペースを広く確保すれば、たくさんの洗濯物を干すことができます。遊び場としても十分なスペースがあり、ペットのストレス解消に役立つことでしょう。

●庭だけを作る

広い庭を作ると住宅のスペースが狭くなってしまいます。しかし、リビングから庭の植物たちを眺めて楽しむことができます。屋上の様子はリビングから眺めることができませんが、庭ならそれが可能です。

庭は子供の遊び場として活用できます。大人の目が届く場所で遊んでくれていれば安心感があります。

庭は屋上と同様に、ガーデニング、洗濯物干し、バーベキューなどをするための場所としても活用できます。

●屋上と庭の両方を作る

屋上も庭も作れば、それぞれのよいところを活用できます。

たとえば、庭だけを作った場合、洗濯物干しに使ってしまうとガーデニングできるスペースが減ってしまいます。しかし、屋上も庭もあれば、屋上は洗濯物干しに使い、庭はガーデニングに使うといった活用が可能です。

屋上は日当たりがよい、庭はリビングから見えるといったメリットを活かした活用方法をしてみるとよいでしょう。