鉄骨注文住宅の屋上に手作りの庭園
川崎市の小倉というところになりますが、親から譲渡を受けた小さな土地と古い木造住宅でしたが、住宅部分を取り壊して新しく注文住宅を建てることになりました。 土地は車のすれ違いがやっと出来るくらいのせまい路地に面していましたが、幸い賑やかな小路に面していることもあって、カミさんが美容院をできれば開きたいというのです。
そんなことで、28坪という狭い土地に注文住宅を建てるというのですから結局三階建ての鉄骨作りの家にしてもなした。 一階は車庫とカミさんの希望の美容院、住まいは2階と3階にして、我ら夫婦者は2階の住まい、其れに3階は子供たちの住まいということにしました。 勿論、道路に面している狭い土地ですから、余分な空間などは殆どありませんでしたし、それでも何不自由なく暮らしはできていました。
カミさんは兎も角、サラリーマンの筆者にしてはあまり楽しみがない毎日の暮らしでしたが、ある日、山友達の友人が遊びに来たときに屋上を案内してのですが、その友人が言うには「お前さ、結構植木が好きだったろう、特に山物でツツジやシャクナゲが好きで以前ちうか実家ではよく育てていたろうよ、そんなことで此の屋上で植栽の庭園を作ったらどうか」という助言を頂いたのでした。
言われてみれば確かにそうで、実家の家には庭で池や石を配してツツジや日本のシャクナゲ、その他の山野草などをセッセと育てていましたし、今でも時折、実家に行ってはその様子を確かめながら面倒は見ているのです。 そんなことで我家の屋上にミニ庭園、ロックガーデン風の小さな庭を造って植栽を楽しむのも悪くないと思った次第です
家を立てた建築やさんに尋ねたところ、構造的には全く問題はないが防水処理をしないといけないでしょう、言われたのです。 そんなことで屋上のフラット部分に防水処理と排水処理をしてから、早速ながら実家から持ち込んで屋上庭園風の植栽を始めたのです。 普通の河原石では重いので富士石とか軽石(火山性の多孔質の柔らかい石)などをメインにもちこんでミニ庭園を造りました。
そんなことで、屋上庭園が出来上がりましたが、ただツツジやシャクナゲは日光や風通しは好きですが、夏場の強い日差しは日焼けしてしまうので、日除けが必要にってきますので、其れを作るのに実は一苦労した次第です。 カミさんの屋上での洗濯干しも屋上庭園ができて依頼は、物干しが楽しみになったとも言っていました。